制服が可愛いシフトも入りやすいアルバイト

正式な仕事に就く前の家庭教師のバイト

制服が可愛いシフトも入りやすいアルバイト 来年大学生になる甥が、大学に入ったらアルバイトをしたいと意気込んでいます。
中学、高校と勉強にひたすら打ち込んできた彼は、大学進学にも目処が付き、大学生活は勉強だけではなく色々なことに挑戦したいのだというのです。
彼の言うアルバイトとは家庭教師です。
私が学生時代にしていた家庭教師のアルバイトについて興味を示した彼は、詳しい話を聞きたがりました。
私が家庭教師をしていた時代は、バブルの真っ最中でした。
なので、少し余裕のある家庭では、塾よりも家庭教師をつける場合が多かったのです。
2時間の滞在の中ですることと言えば、ケーキを食べ、学校の宿題を一緒にやり、夕食を一緒に食べる、というのがメインなのでした。
ほとんどは送り迎え付きです。
そして、宿題の内容や、一生懸命に覚えることといえば、高校生でも分数のかけ算等なのでした。
たまには、センター試験に向けての受験勉強を教えてという生徒もいましたが、ほとんどは子ども達の夜の時間を一緒に過ごす子守みたいな役割を担っていたというのが実情です。
生徒の親たちも、もちろんその様子を知っていて満足しているようでしたから、貧乏学生だった私には、とてもおいしいアルバイトだったと言えるでしょう。

時代は変わり

家庭教師のアルバイトは週に4回2時間ずつ行くだけで6万円になりました。
私にとっては本当に夕食を送迎付きで食べに行くようなものです。
そんな話を甥っ子は目を輝かせて聞いているのです。
しかし、時代は変わり、現在ではそのように気前よく家庭教師を雇う家庭はそれほど多くはないでしょう。
医者という仕事に就くため、勉強一筋できた甥っ子には、夢を叶えて欲しいのと同様、その前に色々な経験を積んで欲しいと思っています。
とても大切に手をかけられて育ってきた甥っ子は、努力家で、且つ気持ちも優しく、素敵なお医者さんとなるでしょう。
しかし、仕事内容は過酷であると言わざるを得ません。
甥っ子には、大学の6年間でしか経験できない、家庭教師に限らず、肉体労働やコンビニなどでの接客業など、ありとあらゆる経験と苦労を知って欲しいのです。
私の両親にとって初孫、私にとって初甥っ子である彼は、自分の子供同様、期待もしてしまい、かわいくて仕方ありません。
彼の人生が、少しくらいの風雨にはびくともせず、逞しく切り開いて行けるものとなるよう、心からの応援を惜しみません。
まずは、進学で初めて家を出る彼のスタートの様子を、そして初めてのアルバイト報告を心配な気持ちを抑えて待つことにしたいと思っています。
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